あなたの街のふらっと相談所

こんにちは！ＦＰ小田です。

世間を騒がせている「老後資金２０００万円」の話です。
私も以前より「資産寿命」のセミナーをさせていただいていますが、ここにきて急に世間の話題となり、驚いています。
老後資金は２０００万円必要なのか？！
私もまた「資産寿命」の話をご紹介したいと思っています。

今回は行政書士石川高雄のコラムです。

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　　『 老後資金、2,000万円不足！？ 』

この記事を書いた後にすっかりマスコミを賑わせている話題です。

国は、『100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学習が重要』であり、『高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題』であるとして、平成29年より人生100年時代構想会議を開催し、議論を重ねています。（厚生労働省ＨＰより引用）

ところで、先般（6/3）、金融庁は「高齢社会における資産形成・管理」に関し、驚きの報告をしました。
夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦が退職後に公的年金による収入に頼る生活をしたと仮定した場合、毎月約5万円の赤字が発生し、30年で約2,000万円不足することになるというのです。

なお、この試算については、老人ホーム等の介護費用や住宅リフォーム費用等の特別な支出が含まれておらず、実際には更なる不足額が生じることも十分あります。（金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書を参考）

上記は、あくまでシミュレーションに基づくものではありますが、人生100年時代を謳歌する（耐え抜く？）には、個々がライフステージに応じたマネープランを検討し、個人レベルで資産の取崩し、形成、管理そして運用を行いながら、資産寿命を延ばしていかなくてはならないのです。　　　

（石川高雄）
　　
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